シンガポール留学の最大のメリットは「旅行のしやすさ」かもしれない
シンガポール留学を考えている人に、声を大にして伝えたいことがある。留学中、驚くほど旅行できる。
私は1年間の留学中に、マレーシア、中国、オーストラリア(シドニー)、タイ、ベトナム、香港・マカオと、都市数でいえば20近くを旅した。
この記事では、なぜシンガポールが旅行の拠点として最強なのか、そして実際に行った国々を、費用感とともにまとめて紹介する。
なぜシンガポールは旅行の拠点として便利なのか
理由は3つある。
① 地理的に東南アジアの中心にある
シンガポールは東南アジアのハブ。特にマレーシアは、なんとバスで行ける近さ。周辺国へのアクセスが抜群にいい。
② 航空券が安い
東南アジア圏内なら、日本から行くより格段に安く、時間もかからない。往復3-4万円前後で行ける国が多い。
③ チャンギ空港が便利
シンガポールのチャンギ空港は、私がこれまで行ったどの空港よりも、出入国審査がスムーズだった。旅行のストレスが少ない。
いつ旅行に行くか:留学のスケジュール
NTUの場合、旅行に使える休みが意外とある。
Recess Week(中間休み)
学期の真ん中(week 7あたり)に、1週間ほどの休みがある。ここで近場のアジア旅行に行ける。
Term Break(学期間の休み)
学期の間に、2ヶ月近くの長い休みがある(8月入学の場合、11月下旬〜1月頭まで)。ここで長期旅行ができる。
私は期末試験のない科目を選んでいたので、11月の2週目には完全に休みに入り、たっぷり旅行できた。ただし、期末試験がある科目を取ると、12月1週目あたりまで試験が続く可能性があるので注意。
なお、マレーシアなどは2泊3日で行けるので、週末旅行も可能。ただしバスで行く場合は渋滞に注意。
費用感:シンガポールで遊ぶのと、あまり変わらない
これが意外なポイント。
航空券は、東南アジアなら往復4万円前後。シドニーは往復10万円弱、中国は周遊チケットで12万円ほどだった。
滞在費はピンキリ。節約もできるし、豪遊もできる。物価は、シドニーがシンガポールと同じくらいで、他の国はシンガポールより安い。
面白いのは、シンガポールで普通に遊ぶのと、近隣国に長期旅行するのとで、費用があまり変わらないこと。だったら旅行した方がお得、とすら思える。これが、留学中に旅行しまくった理由でもある。
実際に行った国々
マレーシア(JB・マラッカ・KL・ペナン・イポー)
とにかく安くて、食べ物が美味しい。治安はシンガポールより少し劣るが、それでも安全圏内。
JBはシンガポールと隣接していて日帰りで行けて、買い物に便利。マラッカはバス、その他は飛行機で行った。ただ、各都市の観光スポットはそれほど多くないので、2泊で十分。都市を1回で周遊するのがおすすめ。
中国(北京・西安・成都・深圳)
安くて、ご飯が本当に美味しい。ただし、中国語が話せないと少しきついかもしれない。
交通機関などのシステムのモバイル化が進んでいて、最初は戸惑うが、慣れるとすごく便利。空気は澱んでいるが、体調を崩すことはなかった。日中関係が少し緊張していた時期に行ったが、差別や嫌がらせは一切なかった。
オーストラリア(シドニー)
街並みが綺麗で、海が綺麗で、感動した。初めてのオセアニアだったが、物価は思ったほど高くなく、予算内で収まった。UGGが安い。食べ物も普通に美味しい。
タイ(バンコク・パタヤ・アユタヤ)
バンコクや観光地は物価がかなり上がっていて、日本とほぼ変わらない印象。食べ物は美味しいが、期待したほどではなかった。
電車があまり発達していないので、半分くらいGrabで移動したが、渋滞が激しい。象に乗る体験もしたが、政府公認でない場所だったためか、象たちがかわいそうに見えてしまった(行き先選びは慎重に)。
ベトナム(ホーチミン・ホイアン・ダナン)
観光地でも物価は安め(ただし激安というほどではない)。観光地の一本裏の道に入ると、レストランが一気に安くなるので、少し離れて食べるのがおすすめ。レンタル衣装が安い。ホイアンのランタンが本当に綺麗だった。
香港・マカオ
物価は日本と同じくらい(ものによる)。中国よりは高い。ご飯が美味しい。街が小さいので観光しやすい。広東語圏だが、英語が通じる人が多い。
マカオは小さすぎて、観光は1泊で十分。当時20歳でカジノができなかったのが心残り(21歳から)。
もう一度行くなら、中国かオーストラリア
どこも良かったが、もう一度行くなら中国かオーストラリア。
中国は、私が中華系の家系で慣れているのもあるが、何より物価が安くてご飯が美味しい。もっとマイナーな都市も回ってみたい。
オーストラリアは、今回シドニーしか行けなかったので、他の都市にも行ってみたい。街並みの美しさに、本当に驚いた。
まとめ
シンガポール留学は、勉強や生活だけでなく、旅行の拠点としても最高だった。
・東南アジアの中心で、航空券が安く、空港も便利
・Recess WeekやTerm Breakを使えば、たっぷり旅行できる
・費用は、シンガポールで遊ぶのと大きく変わらない
留学を「授業と生活だけ」で終わらせるのは、正直もったいない。これから留学する人は、ぜひ周辺国への旅も計画に入れてほしい。
(各国の詳しい旅行記は、今後それぞれ記事にしていく予定)


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