留学中、ルームメイトとタイを6泊7日で旅した
シンガポール留学中、2学期の授業が終わってから期末試験が始まるまでの、1週間ほどの自習期間。この空きを使って、台湾人のルームメイトとタイを旅した。
バンコクを拠点に、アユタヤ、パタヤ、水上市場まで。6泊7日の実際の行程を、正直な評価とともに紹介する。良かった場所も、そうでなかった場所も、これから行く人のために本音で書く。
全体の印象:物価は「日本と同じくらい」
まず総括から。
物価は、物によるが、激安とは感じなかった。日本と同じくらいという印象。「東南アジア=安い」を期待すると、少し拍子抜けするかもしれない。
治安は問題なかった。 むしろ良い話がある。ルームメイトが衣装レンタル店に現金(5万円以上)を置き忘れたことがあったのだが、電話したら店の人が探してくれて、取りに戻ったら無事に返ってきた。もちろん油断は禁物だが、こういう誠実な対応に助けられた。
1日目:マッサージで旅の疲れをリセット
ドンムアン空港に着き、アソークのホテルへ。
初日はまずHealth Landでマッサージ。Klookで予約したが、安いのに個室でシャワーも浴びられて、超高級感があった。マッサージ自体も気持ちよかった(お腹や太ももなど、くすぐったい箇所も結構あったが)。移動の疲れをリセットするのに最高だった。

2日目:寺院巡りとディナークルーズ
ワット・アルン(暁の寺)。三角形のタワーがたくさんある有名スポット。入場料も安い。近くで伝統衣装をレンタルして写真を撮った(衣装レンタルのみで3000円ほど、Klookで予約)。写真映えは抜群。ただ、とにかく暑い。

ワット・プラケオ&大皇宮。入場料は高め(500バーツ)で、服装指定がある(肩・膝を出すのはNG)。私たちは衣装レンタルをしていたのに、片方が肩出しのデザインだったため、そのままでは入れず、100バーツで羽織るものを買った(伝統衣装なのに…と少し納得いかなかった)。中はとても綺麗で写真映えする。予定が詰まっていて長く滞在できなかったが、じっくり見たら面白いと思う。ただ、炎天下すぎて体力が持たないかもしれない。
ICONSIAM。巨大ショッピングモールで、いろんなブランドが入っている。

夜はチャオプラヤー川のディナークルーズ。ICONSIAMの前が乗り場。海鮮バイキングが美味しく、船の上からライトアップされたワット・アルンなどを見られて綺麗だった。

3日目:アユタヤと、象乗りで学んだこと
この日は、正直、良い経験と嫌な経験の両方があった。これから行く人には、特に読んでほしい。
アユタヤへは、Grab運転手のチャーターで
アユタヤへGrabで向かう途中、運転手が「チャーターしましょうか?」と提案してくれた。最初はツアーを申し込む予定だったが、ツアーだと象に乗れないことがほとんどだったので、個人で行くことにしていた。そこで、2700バーツで「ホテル↔アユタヤ往復+5つの寺+象乗り場」を回ってもらうことにした。
ただ、ここで行き違いがあった。私たちは「その後の夜のチャイナタウンまで含めて1日チャーター」のつもりだったが、運転手は夜のチャイナタウンは含まないつもりだった。交渉に時間がかかりそうだったので、こちらが折れる形に。そうなると、2700バーツは少し高かったかもしれない。チャーターは、含まれる範囲を最初に明確にすべきだと学んだ。
象乗りは、正直おすすめしない
ここが一番伝えたいこと。
私たちが提案した「政府公認の象乗り場」は少し遠いという理由で、運転手のおすすめの場所に連れて行かれた。でも、そこは公的な感じではなく、象がやつれていて、かわいそうに見えた。
料金も最初はぼったくり価格(30分1人1500バーツなど)を提示されたが、帰るそぶりを見せたら「いくらがいい?」と聞かれ、最終的に1人30分700バーツに。
そして極めつけは、乗り終わった後。象が鼻をこちらに向けて何かをねだるそぶりを見せ、困惑していたら、従業員に「チップ! チップ!」と言われた。チップを渡さないと帰れなさそうな雰囲気で、仕方なく渡した。非常に不愉快だった。
これから行く人へ。象乗りをするなら、必ず動物福祉に配慮した、公認の施設を自分で選んでほしい。運転手のおすすめに流されると、こういう思いをすることがある。そして、象のことを思うなら、乗らないという選択も、十分にありだと思う。

中華街(ヤワラート)
気を取り直して、夜は中華街へ。一気に香港のような雰囲気になる。足裏マッサージ店がたくさん。ソンワット通りは、可愛い雑貨屋さんが並んでいて楽しい。ただし、17時頃に閉まる店が多いので注意。
4日目:2つの水上市場ツアー
Klookの1日ツアーで、2つの市場へ。
メークロン線路市場。ネットで見た画像通りの光景(線路すれすれに市場が並ぶ)で楽しかった。ツアーだと、ガイドさんが列車が来るタイミングや見やすい場所を教えてくれるのが良い。正直、市場で買うものは特にないが、お昼ご飯を食べた。

ダムヌンサドゥアック水上市場。新感覚の市場で楽しい。ここも買うものは特にない(売っているものがほぼ同じ)。写真と体験にお金を払う感じ。

5日目:パタヤが、予想外に良かった
真理の聖堂(Sanctuary of Truth)。これが、今回の旅で一番感動したかもしれない。釘を使わず、細部までこだわって木が彫られた木造建築で、どこを見ても写真を撮りたくなる美しさ。入場料に含まれるツアーがあり、1時間ほど案内してくれる(日本語・韓国語のツアーもあるが本数は少ない)。彫刻の絵柄の説明が主で、面白かった。

午後はティファニーズ・ショー。トランスジェンダーの方たちによる、音楽に乗って踊るショー。チケットは割高(Klookで4500円ほど)だが、豪華で満足感があった。言われなければ女性だと思ってしまうほど綺麗で、イケメンもいた。

6日目:巨大仏、カフェ、買い物
ワット・パクナム。でっかい大仏と、美しい天井画。写真映えするが、それ以上のことはなく、可もなく不可もなく。
After the Rain Coffee。ジャングルのような雰囲気のおしゃれカフェ。
Central Worldは巨大すぎて、到底全部は見て回れない。Big C(巨大スーパー)は、お菓子などのお土産を買うならここ一択。普通に安い。

エラワン廟はパワースポットらしいが、小さすぎて3分で終了。Central Worldに行くついでならOK、くらい。
夜はNara Thai Cuisineでトムヤムクン、その後スパ・マッサージ。
7日目:週末市場で買い物して、帰路へ
チャトゥチャック週末市場。可愛い雑貨や服がたくさん。私はサングラスを買った。網羅するには丸一日かかる規模。
その後、Grabで空港へ向かい、帰路についた。
正直な話:タイ料理は、期待ほどではなかった
最後に、食について正直に。
タイ料理は、期待以上ではなかった。 屋台のご飯は、正直あまり美味しくないものが多く、途中からは事前に口コミを調べて、評判の良いレストランを選ぶようにした。
それでも、「これめちゃくちゃ美味しい!」と感動するタイ料理には、出会えなかった。私は辛いものが好きなので、本場のタイ料理に期待していたのだが……正直、日本にあるタイ人がやっているタイ料理店の方が美味しいと感じた。
ただし、一つだけ例外がある。Som Tam Nua(Central World店)のフライドチキン。これだけは、美味しすぎた。日本にも欲しいくらい。もしバンコクに行くなら、ここのチキンはぜひ試してほしい。

まとめ:これから行く人へ
・物価は日本と同じくらい。激安を期待しない方がいい
・寺院は綺麗だが、とにかく暑い。体力と水分に注意
・アユタヤのチャーターは、含まれる範囲を最初に明確に
・象乗りは、公認施設を自分で選ぶ。動物のことを思うなら乗らない選択も
・水上市場は「体験と写真」にお金を払う場所
・パタヤの真理の聖堂は、想像以上に感動する
・タイ料理は期待しすぎない。でもSom Tam Nuaのチキンは別格
正直な感想を書いたが、トータルでは行って良かった。特にパタヤの真理の聖堂と、ルームメイトとの旅そのものは、いい思い出だ。これから行く人の参考になればうれしい。


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