【シンガポール留学】交通ガイド|MRT・バス・タクシーの使い方とリアル

シンガポール留学

結論:基本はMRT、届かない所はバス、急ぎや大人数はタクシー

シンガポールでの移動手段は、大きく分けて「MRT(地下鉄)」「バス」「タクシー(配車アプリ)」の3つ。加えて、NTU留学生には「学内バス」も欠かせない。

この記事では、私が実際に1年間使ってきた経験から、それぞれの乗り方・料金・使い分けを、リアルな体験談も交えて紹介する。これから留学する人が、移動でつまずかずに済むように。

MRT(地下鉄):まずはこれが基本

シンガポールの移動の基本はMRT。

支払いは「SimplyGo」。 専用のカードを買わなくても、クレジットカードやデビットカードをそのまま改札にタッチするだけで乗れる。実際、クレカ・デビットで乗る人が大半だ。スマホのタッチ決済にも対応している。

料金は距離制で、だいたい150〜300円ほど(日本の地下鉄と同じくらいの感覚)。シンガポールは国土が小さいので、距離制といっても最大で300円くらい。気軽に乗れる。

路線図はとても分かりやすい。 日本、特に東京の路線図が煩雑すぎるだけかもしれないが、シンガポールのMRTはシンプルで迷いにくい。時刻表のようなものはなく、「5分おき」「3分おき」といった運行間隔が表示される方式だ。

ただし、いい点ばかりではない。東京の電車に比べると、駅の数が少なく、乗り換えも不便。そして快速・特急などはなく、各駅停車しかないので、距離のわりに時間がかかる。

これは、シンガポールの国土の小ささと合わせて考えると分かりやすい。シンガポールは小さいので、車なら端から端まで行っても40分ほど。ダウンタウンからなら、どこへ行くにも20分程度で着く。ところが、同じ距離をMRTで行くと、車で30分の場所が1時間〜1時間半かかることもある

特に大変だったのが、チャンギ空港からNTUへの移動。シンガポールを東から西へ横断するルートなので、MRTだと毎回かなりの時間がかかり、苦労した。時間を優先したいときや、大きな荷物があるとき(空港からの移動など)は、タクシーを選ぶのが賢い。

バス:MRTが届かない場所へ

MRTだけではカバーしきれない場所も多いので、バスもよく使う。

料金はMRTと同じくらいで、距離制。 ただし、バスは路線がけっこう分かりづらい。

一番の注意点はこれ。人が乗り降りしない停留所は飛ばされることが多く、「次は〇〇駅」といった案内表示やアナウンスもない。 だから、自分でGoogle Mapを見ながら、降りるタイミングを見計らう必要がある。ぼーっとしていると乗り過ごすので要注意だ。

体験談:最終バスに置き去りにされた話

バスで一つ、忘れられない失敗談がある。

ナイトサファリからの帰り、夜遅くにバスを乗り継いでダウンタウンに帰ろうとしたときのこと。最終バスの運転手が、私たちを見過ごして通り過ぎてしまったのだ。しかも、そこは高速道路沿いのバス停。近くに街もなく、真っ暗な中取り残される羽目に。残り5%のスマホの充電でなんとかタクシーを呼んで、ことなきを得た。恐ろしい体験だった。

このように、夜遅い時間のバスの乗り継ぎは、本当におすすめしない。夜間の移動は、タクシーかMRTを使いましょう(充電も忘れずに!)。

タクシー(配車アプリ):急ぎ・夜・大人数に

タクシーは、配車アプリで呼ぶのが基本。

料金は日本より2〜3割ほど安く、だいたい20〜30シンガポールドル。 アプリは「Grab」「Gojek」などいろいろある。Grabが一番タクシーの数が多いが、Gojekの方がだいたい安い。 私は、まずGojekで呼んでみて、なかなか捕まらなければGrabに切り替える、という使い方をしていた。カードを事前に登録しておくのがおすすめ。

料金は時間帯と場所によって変動する。 需要が高いときは高くなるので注意。たとえば、USS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)の帰りは、みんな一斉にGrabを呼ぶので、料金がめちゃくちゃ高くなった(一度70シンガポールドルになったことがある)。

なお、普通の車は4人までなので、4人で乗るのが一番コスパがいい。5人以上なら、2台に分けるか、大きい車を手配することになる。

NTU学内バス:毎日使う無料の足

NTUのキャンパスは広いので、学内を走る無料のバスが欠かせない。色ごとにルートが決まっている。

  • :キャンパスの中心(North Spine)とPioneer駅を結ぶ
  • :キャンパス内を反時計回り
  • :キャンパス内を時計回り
  • :週末・休日に、緑の代わりに運行(緑のルート+数駅増える)
  • グレー:試験期間中など、特別なときの臨時便

運行頻度は、平日はそれぞれ4台ほどが5分おきに来る感覚。ただし週末は2台ほどに減り、20分おきくらいになるので、休日は待ち時間に注意。

時刻表はなく、専用アプリでバスの現在地がリアルタイムで分かる(キャンパス記事でも触れた「NTU omnibus」アプリ)。

ちなみに、学内には無料の学内バスだけでなく、有料の公共バス(179・199など)も通っている。

よくある質問(FAQ)

Q. 交通系ICカードは必要?
A. 不要。SimplyGoで、クレカ・デビット・スマホのタッチ決済をそのまま改札にかざせばOK。

Q. MRTの料金はどのくらい?
A. 距離制で、だいたい150〜300円ほど。国土が小さいので、最大でも300円くらい。ただし各駅停車で時間はかかる。

Q. タクシーは高い?
A. 日本より2〜3割安く、20〜30SDほど。ただし需要が高い時間帯(イベント帰りなど)は高騰する。Gojek→Grabの順で試すと安く済みやすい。

Q. バスで気をつけることは?
A. 案内アナウンスがないので、Google Mapで降車タイミングを確認すること。夜間の最終バスは乗り過ごされるリスクもあるので、夜はタクシーかMRTを。

まとめ:シーン別・移動手段の使い分け

  • 普段の移動:MRT(SimplyGoでタッチ、分かりやすいが時間はかかる)
  • MRTが届かない場所:バス(Google Mapで降車確認を)
  • 急ぎ・夜・大荷物・空港・4人:タクシー(Gojek→Grabの順、4人乗りがお得)
  • キャンパス内:NTU学内バス(無料、色でルート確認、週末は本数減)

移動さえ押さえれば、シンガポール生活はぐっと快適になる。決済方法や到着後の手続きは別の記事にまとめているので、あわせて読んでほしい。

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